橋本五輪相、政府による組織委人事の圧力否定「全くありません」

[ 2021年2月12日 20:37 ]

組織委の会見を受けて取材に応じる橋本聖子五輪相
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 東京五輪パラリンピック組織委員会会長の後任候補として浮上している橋本聖子五輪相(56)が12日、組織委の合同懇談会を受けて都内で報道陣の取材に応じた。川淵三郎氏が組織委会長の後任候補から急転で白紙となった経緯があり、政府による圧力を問われると「政府としては全くありません。私自身、承知しておりません」と否定。森喜朗会長の辞任についても政府による働きかけを聞かれ「どちらも全くありません」と重ねて否定した。

 現状、後任候補として正式な打診はないが、要請があった場合について質問が及んだが「組織委員会が決定されること。政府としてはそのことを注視していかなければならない」とだけ語った。後任の人物像については「(開幕まで)半年に迫った最終の準備がある。そこにまい進でき、連携を取ってやっていける方を選定されるものと承知している」と話した。

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