川淵三郎氏「森さんにかえって迷惑をかけた」 合同懇談会での“辞退宣言”明かす

[ 2021年2月12日 20:01 ]

東京五輪・パラリンピック組織委の評議員会と理事会を終え建物を出る川淵三郎氏(撮影・会津 智海)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、都内で理事会と評議員会の合同懇談会を開催した。前日11日に森会長から“後継者”に指名されていた日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)は、合同懇談会終了後に報道陣の取材に応じた。

 まずは合同懇談会での様子を「この2、3日、ボクが会長候補としてマスコミを騒がせていることに対して『理事の皆さん、森さんにご迷惑をおかけしたことを心からお詫びしたい。全ての責任はボクにあります』ということで、『会長候補と言われていたことを完全に白紙に戻して、辞退をさせていただきます。これをきっかけに良い会長が見つかりますことを心から願っています。辞退宣言をします』と、そんなことを言ったかな」と報告。

 森会長からの要請だったのかといった質問には「そういうことについては、あんまり言いたくない」とし、透明性がなかったと批判が出ていることについては「僕の配慮が足りなかった。森さんにかえって迷惑をかけたという思い」と語った。

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