大坂なおみ “鬼門”3回戦もストレート勝ちで16強!2年ぶりVに前進

[ 2021年2月12日 14:46 ]

テニス全豪オープン第5日 ( 2021年2月12日    オーストラリア・メルボルンパーク )

<全豪オープンテニス第5日>女子シングルス3回戦でフォアハンドショットを放つ大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス3回戦で世界ランキング3位の第3シード大坂なおみ(23=日清食品)は同30位のオンス・ジャブール(26=チュニジア)に6―3、6―2で、1、2回戦に続いてストレート勝ち。何度も相手にブレークポイントを許したが、粘り強く戦い2年ぶりに16強入りした。4回戦では、同14位のガルビネ・ムグルサ(27=スペイン)と対戦する。

 第1セットは、互いにサービスゲームをキープする展開。第6ゲームでブレークに成功も、続く第7ゲームでブレークバックを許した。それでも第8ゲームもブレーク、第9ゲームをキープし第1セットを6―3で先取した。

 第2セットは、第3ゲームをブレークしてリードを奪い、そのまま押し切って勝利。昨夏の全米オープン前哨戦から続く自己最多の連勝を17に伸ばした。全豪オープンの通算勝利数は18となり、日本女子歴代1位の杉山愛の19に、あと1勝に迫った。

 連覇を狙った昨年は、世界ランキング67位のコリ・ガウフ(当時15=米国)に3回戦で不覚を取るなど、昨時までの4大大会の3回戦は通算5勝9敗だった。ラウンド別の勝率が最も低い鬼門を突破し、2年ぶりの優勝にまた一歩近づいた。

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