森氏 数々の失言…真央さん評し「大事な時に転ぶ」聖火リレー「田んぼで走ったら」

[ 2021年2月12日 05:30 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会 森喜朗会長辞任 後任に川淵三郎氏決定的

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
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 【森組織委会長就任後の失言】

 ▼「あの子、大事な時には必ず転ぶ」
 ▼「(団体戦は)負けると分かっていた」
 組織委会長に就任間もない14年2月20日福岡市での講演で、ソチ五輪フィギュアスケート女子SPで転倒し16位となった浅田真央を評して発言。勝ち目のない団体戦に出場させたことが失敗と指摘した。

 ▼「元々あのスタジアムは嫌だった。生牡蠣(がき)がドロっと垂れたみたい」
 15年7月17日テレビ収録で。ザハ・ハディド氏が手掛けた新国立競技場の建設計画がコスト急騰で白紙になった途端、手のひらを返したような本音。

 ▼「国がたった2500億円も出せなかったのかね」
 同日組織委での取材に対し、新国立での19年ラグビーW杯の開催が不可能となったことに恨み節。

 ▼「国歌を歌えないような選手は日本の代表ではない」
 16年7月3日、リオデジャネイロ五輪の壮行会で、日本選手団が国歌を歌わなかったことにあいさつで苦言。ただこの時は声を合わせて歌う斉唱ではなく、陸上自衛隊員による独唱とアナウンスされていた。

 ▼「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っている」
 20年2月21日、東京五輪・パラリンピックの日本選手団ウエア発表会で、マスクを着用する報道陣らを見渡して。

 ▼「判断の基準があるかといえば、ない」
 21年1月28日、IOCのバッハ会長と電話会談後、五輪開催の安全・安心の判断基準を問われて。

 ▼「タレントはあまり人が集まらないところ、田んぼで走ったらいいんじゃないか」
 2月2日、自民党の会合のあいさつで聖火リレーに言及。後日「密を避ける例として挙げた」と説明。

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2021年2月12日のニュース