早大監督就任の大田尾氏が決意表明「選手を成長させたい」　五郎丸もエール

早大監督就任が決まった大田尾コーチングコーディネーターが指示を送る
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　母校・早大ラグビー部の監督就任が決まった、ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機の大田尾竜彦コーチングコーディネーター（CC、39）が「クリアなメッセージで選手を迷わすことなく成長させていきたい。ブレークダウン、スクラムは早めに手を付け、1年を通して体の強化にも取り組んでいきたいと思います」と決意を示した。

　ヤマハ発が報道陣に公開した12日の練習後に取材対応。天理大に連覇を阻まれた今年の全国大学選手権決勝を思い起こし「基本が大事。基本プレーの質を高めていきたいです」と「雪辱」を期した。

　佐賀工、早大、ヤマハ発の後輩で今季限りで引退するFB五郎丸歩（34）は「誰しもなれるものではない。素晴らしいこと。言葉がクリアで説得力があります。強いチームをつくってくれると思います」とし、大学日本一奪回の使者となることを期待。同じく早大出身のヤマハ発・堀川隆延監督（47）も「（大田尾CCは）懐が深い。チームにとって痛手ですが、将来の日本代表を育ててほしい」とエールを送った。大田尾CCは3月31日付けの退団を前に、同14日のキヤノン戦を最後にチームを離れる。