川淵氏が組織委会長就任を辞退「全ての責任は私にある」サービス精神が仇に

[ 2021年2月12日 18:17 ]

東京五輪・パラリンピック組織委の評議員会と理事会の合同懇談会前に言葉を交わす森喜朗会長(左)と川淵三郎氏(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言を受けた評議員会と理事会の合同懇談会が12日に都内で開かれ、前日11日に森会長から“後継者”に指名された日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)が辞退を表明した。

 懇談会後に取材に応じた川淵氏によると、会議中に選考過程における透明性などが議論となった際、自ら手を挙げて表明。「痛みを感じて、発言しなきゃいけないと思った」と明かし、「多くの理事や森さんに大変な迷惑をかけたことをおわびしたい。全ての責任は私にあります。これからいい会長を選ばれることを心から願っています」と話したという。

 会長に選ばれる資格がある理事でない(組織委では評議員)にも関わらず、前日に自宅前でマスコミ対応をし、いかにも要請を受諾したような発言をしたことを反省。前夜から組織委の武藤敏郎事務総長と何度も電話で話し、辞退を決意していたという。「ボクのサービス精神から、家の前に集まったマスコミに黙っていられなかった」と苦笑し、「全て俺が悪い」と総括。選手村の村長と評議員は続ける意向を示した。

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