16歳の鍵山、シニアデビュー堂々3位「ここまで努力してきて、一つのご褒美」

[ 2020年2月10日 05:30 ]

フィギュアスケート四大陸選手権最終日 ( 2020年2月9日    韓国・ソウル )

男子フリー、演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹)
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 ジュニアの鍵山がシニア国際大会デビュー戦で堂々の3位に入った。11年大会に初出場して2位に入った羽生と同じ16歳で表彰台に立ち「メダルを獲得できるなんて本当に思っていなくて、ビックリしている。ここまで努力してきて、一つのご褒美だと思う」。トーループの4―2回転を冒頭に決め、単発の4回転トーループも成功。最後のトリプルアクセル以外は完璧な演技を披露した。

 会見では羽生から「ジュニアのエレメンツで練習してきた中で、こうやってシニアの舞台で戦えるっていうのは、やっぱり凄く強いなって思うし、格好いい」と称えられ、照れ笑い。父・正和コーチは五輪に2度、出場。22年北京五輪を見据える16歳は、3月の世界ジュニア選手権(エリトリア)に向け、「この経験を生かせるようにしたい」と意気込んだ。

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