羽生「SEIMEI」平昌五輪から進化「陰陽師の安倍晴明にちょっと近づいてきたかな」

[ 2020年2月10日 05:30 ]

フィギュアスケート四大陸選手権最終日 ( 2020年2月9日    韓国・ソウル )

転倒し笑顔を見せる羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(25=ANA)が全体トップの187・60点をマークし、合計299・42点で初優勝を飾った。18年平昌五輪以来となる「SE1ME1」で、ジュニア、シニアの主要国際大会を完全制覇する“スーパースラム”を男子で初めて達成した。

【羽生と一問一答】
 ――SP後は「チーズとワイン」という表現もあったが?

 「たしなまないです(笑い)」

 ――GPファイナル、全日本からどう立て直したか?

 「昔のプログラムとかいろいろ滑ってみて、その時凄くスケートに力をもらっていた。で、それで、やっぱスケート楽しいなって凄く思ってて。でも、エキシビのプログラムとかもいろいろやったけど、競技プログラムだからこその楽しさっていう感覚もやっぱりあって。難しさをギリギリのところまで突き詰めていって、プラスアルファで表現したい何かっていうものが、やっぱりそれぞれのプログラムたちに残っているんだなって。それを感じながら滑っていたら、いつの間にか何か気持ちが戻ってきてたって感じです」

 ――今の「SEIMEI」と過去の「SEIMEI」では?

 「前より、緩やかになったなって思う、感情が。(前は)もっと殺伐としてて、何か結界張らなきゃいけないみたいな。結界を張って、何かと闘ってて、その、はね返す、みたいなところがあったと思う。それが何か、ちょっと、とがってないっていうか。いろいろ達観した上で、やってるなっていうのがあって。それはある意味、陰陽師っていう映画の中の安倍晴明に、ちょっと近づいてきたかなっていう感じはしなくはない。それをジャンプ込みで表現しきれるかっていうのはまた別の話なので、それはまだ技術不足かな」

 ――衣装も変わった。

 「皆さんの思い出を壊したくないっていうのが一番。平昌五輪の時のあの映像って何回も何回もいろんなところで見て、やっぱり凄いイメージが残っていると思う。それをあんまりにも壊しすぎたくないっていうのが一番なんで。それを壊さないようにしつつ、何かしら、あ、変わったな、ってパっと見て分かるようなものにしたいなと思っていた」

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