テコンドー・浜田真由、3大会連続五輪出場も「ふがいない…」兄・康弘は決勝敗戦

[ 2020年2月10日 05:30 ]

テコンドー 東京五輪代表最終選考会 ( 2020年2月9日    岐阜・羽島市立桑原学園 )

女子57キロ級決勝で平林(右)を破り、3大会連続で五輪日本代表に決まった浜田
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 女子57キロ級は15年世界選手権覇者の浜田真由(26=ミキハウス)が優勝し、3大会連続の代表を決めた。浜田は、内容には不満げで「ふがいない」と振り返った。

 昨年2月に右股関節を手術して2カ月入院。今回が復帰戦で「戦う体力がない。まだこれから」と話した。

 きょうだい出場を狙った兄・康弘は男子68キロ級決勝で敗戦。泣いている姿を見てもらい泣きしたといい「他にもたくさん出られない選手がいる。そういう思いを持ちながらやりたい」と代表としての意識を高めていた。

 ◇浜田 真由(はまだ・まゆ)1994年(平6)1月31日生まれ、佐賀県出身の26歳。女子57キロ級。佐賀・高志館高、徳山大。ミキハウス所属。12年ロンドン五輪で5位に入り、15年世界選手権で日本選手として初優勝。16年リオデジャネイロ五輪は9位。1メートル74、57キロ。

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2020年2月10日のニュース