エディーHC率いるイングランド4強一番乗り!NZ戦へ手応え「楽しみだ」

[ 2019年10月19日 23:30 ]

ラグビーW杯 準々決勝   イングランド40―16オーストラリア ( 2019年10月19日    大分県昭和電工ドーム大分 )

<イングランド・オーストラリア>後半、アンソニー・ワトソンのトライに笑顔を見せるイングランドのエディー・ジョーンズHC(撮影・西尾 大助)
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 元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズヘッドコーチが率いるイングランドが4強一番乗りだ。

 悪夢を払拭した。4年前。イングランドはオーストラリアに敗れ、ホスト国として史上初の1次リーグ敗退の屈辱に追い込まれた。決戦を前に、指揮官は「今が生きるか、死ぬかの時」と“侍魂”を感じさせる言葉で選手にはっぱをかけた。

 序盤はオーストラリアに攻め込まれたが、PGだけの失点で耐え抜いた。その後は屈強なFW陣を中心に、随所で効果的なタックルを決め、相手を封じた。許したトライは後半の1本だけだった。エディー・ジョーンズ監督は「勝利に酔っている。こういう結果をもたらしてくれた選手に満足している」と笑顔を見せた。

 WTBのメイの2トライなどで逆転。SOのファレル主将が難しい角度もあったが、コンバージョンキック、PGを8本全て決めるなど着実に加点した。「前回から微調整した。(2週間空いたので)いい準備ができた。それが結果になった」と納得の表情。「練習あるのみだ」と次戦を見据えた。  

 4大会ぶりの優勝に向け“第一関門”は突破。次戦はニュージーランドだ。指揮官は「大きな挑戦だが、楽しみだ」と手応えたっぷりだった。

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