64年東京五輪フリーピストル銅 吉川貴久さん死去

[ 2019年10月13日 05:30 ]

1960年ローマ五輪(右)と64年東京五輪の射撃フリーピストルで獲得した二つの銅メダルを見せる吉川貴久氏
Photo By 共同

 1964年東京五輪の射撃男子フリーピストルで2大会連続となる銅メダルを獲得した吉川貴久(よしかわ・よしひさ)氏が12日午前2時3分、心不全のため福岡市内の病院で死去した。83歳。福岡県出身。告別式は14日午前11時から福岡市中央区古小烏町70の1、ユウベル積善社福岡斎場=(電)092(522)0789=で。喪主は妻清子(きよこ)さん。

 60年ローマ五輪で3位に入り、射撃競技で日本勢初のメダルを獲得。続く東京大会で再び表彰台に立った。68年メキシコ、72年ミュンヘンの両五輪にも出場し、76年モントリオール大会では日本代表監督を務めた。

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