日本、悲願初8強へ協会が“後押し” 協会が報奨UP検討 スポンサー打診続々

[ 2019年10月13日 05:30 ]

ラグビーW杯1次リーグA組最終戦   日本―スコットランド ( 2019年10月13日    日産ス )

特大の水しぶきを上げてグランドに出るラブスカフニ(撮影・篠原岳夫)
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 さあ、4戦全勝で堂々の8強入りだ!日本代表は13日、1次リーグ最終戦としてスコットランドと戦う。12日は台風19号の影響による豪雨の中、都内で前日練習を行い、横浜入りした。日本協会がW杯の結果に応じて設定している報奨金について、増額を検討していることが複数の関係者への取材で判明。日本列島とビッグボーナスに背中を押された日本代表が、史上初の快挙へと突き進む。

 日本協会は8月の理事会で、優勝で500万円、準優勝以下の4強で300万円、8強で100万円の報奨金額を承認。大会に登録されている選手やスタッフ、総勢約50人に一律支払うことを決めた。過去の大会で報奨金を設定した前例はなく、優勝まで想定して設定したこと自体、協会の期待の表れだった。

 一方で9月28日の1次リーグ第2戦では、当時世界ランキング2位のアイルランドを撃破するなど、快進撃が続く日本代表やラグビーへの注目の高まりは、日本協会の想定を大きく上回る状況となっている。今月5日の第3戦サモア戦では、今年のスポーツ中継最高となるテレビ平均視聴率32・8%(関東地区、テレビリサーチ調べ)をマーク。協会幹部も「(金額の)桁が一つ足りないくらい。(16日の)理事会でも話題に挙がると思う」と話しており、選手やスタッフの労に少しでも報いられる金額への増額を目指すという。

 具体的な金額や財源は未定ながら、日本代表や協会の新規スポンサーの打診が相次いでいるといい、財源は確保できる見込みだ。また、前回大会後には日本代表オフィシャルパートナーの大正製薬が、選手、スタッフ全員に1人当たり100万円の報奨金を支給。今回も同様にスポンサーや私企業による“太っ腹”支援が見込めるため、名目上は日本協会による報奨金にならない場合でも、選手が受け取る総額は大幅アップが予想される。

 五輪、サッカーW杯と並び世界3大スポーツイベントの一角に挙げられるラグビーW杯だが、優勝や準優勝など成績に応じた賞金や、参加チームへの分配金は一切ない。一方で海外報道によれば、前回大会で開催国ながら1次リーグ敗退を喫したイングランドは、優勝なら選手1人当たり約4000万円の報奨金が支払われるはずだった。海外の強豪国も軒並み日本よりも高い額を設定しているとされ、増額は必然だと言える。

 8月の理事会で岩渕健輔専務理事は「(報奨金設定の)後出しはいい影響を与えない。期待の表れ」と説明していたが、増額なら後出しでも朗報。まずはスコットランドに4年前の借りを返し、さらに上を目指す。

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