王者・楢崎智、貫禄の好記録「ベストが出せれば優勝できる」

[ 2019年8月18日 05:30 ]

スポーツクライミング 世界選手権第6日 ( 2019年8月17日    エスフォルタアリーナ八王子 )

男子スピード予選に臨む楢崎智(左)=撮影・小海途 良幹
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 男子ボルダリング王者の楢崎智は、余裕を見せつけた。スピードの1本目に自身の日本記録6秒291に肉薄する6秒292をマークすると、予選通過は狙わずに2本目はパス。「決勝のことは気にしていなかった」と振り返った。複合で表彰台を争う選手の中では、ボルダリングとスピードはトップクラス。「自分のベストが出せれば優勝できる」と19日の複合予選、21日の同決勝をにらんだ。

 《野口「順調すぎ」複合予選へ》女子ボルダリング銀メダリストの野口は、スピードは予選敗退したが、順当に複合の予選に駒を進めた。「いい登りができたので自信になった」と納得の表情。ここまでボルダリング、リード、スピードとミスなくこなしており、「思ったよりも順調でちょっと怖い」と笑う。複合に向けては「周りを気にせずに全種目でいいパフォーマンスを出せればいい」と気合を入れていた。

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