サムライジャパン 格上マレーシアに3得点で勝利 ホッケー五輪テスト大会

[ 2019年8月18日 21:48 ]

ホッケー2020年東京五輪テスト大会第2日 ( 2019年8月18日    東京都・大井ホッケー競技場 )

<READY STEADY TOKYOホッケー 男子予選 日本・マレーシア>第4Q、渡辺(左端)がチーム3点目のゴールを決める(撮影・沢田 明徳)
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 世界ランク16位の男子日本代表「サムライジャパン」が、同12位のマレーシアに3―1で勝ち、大会初勝利を挙げた。

 第3Qを1―1の同点で迎えた最終第4Q。開始3分でFW村田和麻(27=小矢部 RED OX)がバックラインギリギリからのシュートで2点目を決めると、勢いそのままに1分後にはFW渡辺晃大(22=福井クラブ)が逆サイドからのこぼれ球をゴールに叩き込んだ。

 「角度のない状況から、相手のスティックがある方に打つのは苦手」と明かした村田だが、鮮やかなシュートを決めたことで「克服できたかな」と笑顔を見せた。マレーシアは昨年日本が初優勝を果たしたアジア大会の決勝の相手。因縁の再戦となったが「誰が出てきても自分たちのプレーができたのはよかった」と勝利の余韻を味わった。

 決勝点を決めた渡辺は「もう1点入れられたら同点の場面で、自分が入れることができてよかった」と喜びを爆発させた。ホッケーの強豪・立命館大のエースとして活躍し、今春から新社会人として地元・福井に戻った。仕事しながらのホッケーという環境での新たなスタートとなるが「この大会ではステップアップが目標。来年を見据えていきたい」と大舞台への期待を膨らませた。

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2019年8月18日のニュース