男子走り幅跳び 城山、8メートル40“リオ五輪金相当”激闘制した!

[ 2019年8月18日 05:30 ]

陸上 ナイトゲームズ・イン福井 ( 2019年8月17日 )

3回目に8メートル40をマークし、27年ぶりに日本記録を更新した城山
Photo By 共同

 男子走り幅跳びで日本選手権3連覇中の橋岡優輝(20=日大)が1回目で8メートル32をマークして27年ぶりに日本記録を塗り替えると、その40分後には城山正太郎(24=ゼンリン)が今季世界ランク2位に相当する8メートル40の大ジャンプで記録を更新。男子110メートル障害では高山峻野(24=ゼンリン)が13秒25の日本新記録をマークするなど、タイ記録も含めて4つの日本記録が生まれる“記録ナイト”となった。

 自己ベストが8メートル01だった城山が、大ジャンプに目を丸くした。1・5メートルという追い風のアシストもあったが「8メートル40は想定外。まさか跳べるとは思わなかった。驚きです」。それ以上に、会場に詰め掛けた観衆は、史上まれに見るハイレベルな若き2人の激闘を大きな拍手で称えた。

 橋岡が1回目に8メートル32の大ジャンプ。27年ぶりに日本記録を更新した約40分後だった。24歳の城山の跳躍は、16年リオ五輪金メダル相当(8メートル38)で、いとも簡単に塗り替えた。「先に出されたのは刺激になった」と、記録が確定すると、右手でガッツポーズを決めた。

 高校2年で走り幅跳びを始めた遅咲きだ。東海大北海道の学生だった5年前の世界ジュニア選手権で3位に入ったが、3年前に記録した自己ベストをなかなか更新できない日々が続いた。「結果はそこそこ出ていたので、いずれ(記録は)出るだろうという感じで取り組めた」と腐らずに地道に続けた先に、大記録の花が開いた。

 世界選手権と20年東京五輪の標準記録を突破。過去に目立った実績のなかったダークホースが、一気に世界選手権のメダル候補に浮上した。「まだ実感は湧かないが、世界陸上、五輪でその記録を出せばメダルも見えてくる」と自信を口にした。

 ◆城山 正太郎(しろやま・しょうたろう)1995年(平7)3月6日生まれ、北海道出身の24歳。小学生時代に陸上を始め、函館大有斗高2年から走り幅跳び専門。東海大北海道時代の14年には、世界ジュニア選手権で、銅メダルを獲得。17年にゼンリン入社。釣りとボウリングが趣味。1メートル78、62キロ。

続きを表示

この記事のフォト

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2019年8月18日のニュース