野中「ヘコんで」復活!複合予選進出「気持ちは折れずにいきたい」

[ 2019年8月18日 05:30 ]

スポーツクライミング 世界選手権第6日 ( 2019年8月17日    エスフォルタアリーナ八王子 )

左肩にテーピングをしてレースに臨む野中(撮影・小海途 良幹)
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 男女スピードが行われ、両肩痛を抱え15日のリード準決勝を棄権した野中生萌(22=XFLAG)が戦線復帰した。タイムが伸びずに予選落ちしたが、20年東京五輪で実施される複合では18日の予選に進出した。女子の日本勢は野口啓代(30=TEAM au)ら、男子は楢崎智亜(23=同)ら、それぞれ5人が複合予選(男子は19日)に出場する。

 野中の第一声が、全てを物語っていた。「最悪でした」。1、2本ともに自身が保持する日本記録8秒432に遠く及ばずに予選落ち。「ムーブで少し止まってしまったり、そういうところもタイムにつながってしまった。タイムが出せなくて悔しい」と険しい表情で振り返った。

 昨年右肩を痛め、今春には左肩を負傷。13日のボルダリング決勝でさらに左肩痛を悪化させ、15日のリード準決勝は棄権した。「ヘコんだこともあったけど、ヘコまないようにするんじゃなくて、疲れるくらいまでヘコみたおした」。15、16日は患部のケアとメンタルの立て直しに集中し、戦いの舞台に戻ってきた。

 18日の複合予選から、東京五輪の代表争いが本格化する。予選上位8人が20日の決勝に進み、決勝で7位以内&日本人最上位で五輪切符を獲得。「ケガをしたからって勝てないわけじゃない。絶対に気持ちは折れずにいきたい」。逆境を受け入れ、自分を信じ、道を切り開く。

 ▽スピード 高さ15メートルの壁に設定された世界共通のルートを登り、タイムを競う。予選は2本試技を行い、速い方のタイムで上位16人が決勝に進出。決勝は2人ずつ同時に登るトーナメントで行われる。男子の世界記録は5秒48、女子の世界記録は7秒10。

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