紀平梨花は0・31点及ばず4位、演技直後の「まあ、良かった」の意味とは

[ 2019年3月22日 22:20 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2019年3月22日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア女子フリー>高得点をマークした紀平梨花(撮影・長久保 豊)
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 女子フリーが行われ、今季シニアデビューした紀平梨花(関大KFSC)は2位の152・59点をマーク。合計を223・49点としたものの、223・80点で3位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)にわずか0・31点及ばず、メダルを逃した。

 冒頭のトリプルアクセル―3回転トーループは出来栄えで2・86点の加点を引き出す好ジャンプ。最高の滑り出しだったが、次のトリプルアクセルで転倒した。その後は立て直してプログラムをまとめた16歳は、大歓声が降り注ぐリンク上で「まあ、良かった」とつぶやいた。

 「“まあ”が2本目(のアクセルの失敗)で“良かった”が全体という感じ」と言葉の意味を説明。何も考えずに挑んで成功する時もあれば、「ハマった」と思った時に失敗することもある大技。感覚のギャップに苦しみ、20日のSPは1回転半に。この日は連続ジャンプで1本成功し、「決めることができて良かった」と笑った。

 シニアデビューの今季、GPファイナルの優勝を含めて国際大会は7戦6勝。唯一の敗戦が今大会だった。6勝のうち4度はSPで出遅れてフリーで巻き返した。浮き沈みをなくすことが、さらなる進化の鍵となる。「昨季と比べていいシーズンだったけど、まだまだ目標はもっと高いところにある。波のないシーズンを送って、(22年北京)五輪までいきたい」.。大技に加え、安定感も身につけた時、紀平は世界の頂に到達する。

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