紀平、フリーで巻き返し4位 アクセル2本挑戦は「満足している」

[ 2019年3月22日 21:52 ]

<世界フィギュア・女子フリー>フリーの演技をする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)7位と出遅れた紀平梨花(16=関大KFSC)はフリーで巻き返した。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と3回転トーループは見事に成功。2本目の3回転半ジャンプは転倒したが、その後のジャンプもきっちり着氷。笑顔で演技を終えた。フリー152・59点で合計223・49点をマーク。表彰台は逃したが、4位に入った。

 演技終了後のインタビューは以下の通り。

――フリーにはどのような気持ちで臨んだか。

 「もうやるしかないという気持ちを強く持つことができて、本当に集中を切らすことがなく滑ることができたので、今は満足している」

――初めての世界選手権は日本開催となった。

 「日本だったのでいい演技をしたいと思った。感謝の気持ちを込めて滑ることができた。今回は正直調整がうまくいってないなと思ったが、自分を信じてやってきた。先生にも“(トリプルアクセルを2度)挑戦してよかったんじゃない。2本目を跳ばなかったら悔いが残ったと思う”と言ってもらえた。来季も頑張ろうという気持ちで迎えることができると思う」

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