貴景勝“目安”33勝に到達 八角理事長「こういう相撲で勝つと全然違う」

[ 2019年3月22日 20:06 ]

大相撲春場所13日目 ( 2019年3月22日    エディオンアリーナ大阪 )

<春場所13日目>高安(右)を押し出す貴景勝(撮影・亀井 直樹) 
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 大関獲りを狙う関脇・貴景勝が高安を破り9勝目を挙げた。大関昇進の目安となる直近3場所通算33勝をクリア。14日目の逸ノ城戦に勝って2桁に白星を伸ばせば、昇進の可能性は一気に広がる。

 高安戦は立ち合いで低く当たり、相手が左差しを狙ってくるところを右でおっつけながら前に出て押し切った。

 役員室で見守った八角理事長(元横綱・北勝海)は「高安の失敗だよね」とまず指摘。そして「(高安は)左を差してうまく取ろうと思ってもダメ。楽して勝とうと思ってはダメ」と二の矢が続かなかった大関の単調な攻めを嘆いた。

 一方で貴景勝については「こういう相撲で勝つと全然違いますよ」と前日の豪栄道戦の黒星を引きずらず、連敗を止めた大関候補の相撲を称えていた。

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2019年3月22日のニュース