“追加招集男”山中がNZ戦先発 W杯へ「ラストチャンス」

[ 2018年11月2日 05:30 ]

リポビタンDチャレンジカップ2018   日本―ニュージーランド ( 2018年10月3日    味スタ )

会見する山中(撮影・西尾 大助)
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 日本ラグビー協会は1日、3日に世界ランキング1位のニュージーランドと対戦する日本代表の登録メンバー23人を発表し、フルバックの先発に山中亮平(30=神戸製鋼)が決まった。FBは主力の松島幸太朗(サントリー)、野口竜司(パナソニック)が相次ぎ故障。追加招集でチャンスを得た30歳が、悲願のW杯代表入りも懸けて世界最強に挑む。

 代表初招集は早大3年、21歳だった09年11月。初キャップは翌10年5月のアラビアンガルフ戦。早くから将来を嘱望された男が、紆余(うよ)曲折の末に15番を掴んだ。東京都府中市での練習後、会見に臨んだ山中は「凄くワクワクしている。(相手は)世界一のチームなのでチャレンジしたい」とやや緊張の面持ちで意気込んだ。

 人呼んで「追加招集男」。日本協会が今年に入って2度発表したW杯代表候補からは2度とも漏れたが、松島の故障もあり追加招集された。過去にはサンウルブズでも南アフリカ遠征中の本隊に緊急招集され、数十時間のフライトを経て試合に出場したことも。今回も追加招集から大一番の先発を掴んだが「練習映像を見たり、分からないところは周りに聞いて、代表の一員として動けるようにした」と準備は万端だ。

 今季、所属の神戸製鋼には元ニュージーランド代表のSOカーターが加入。主にSOやCTBで起用されていた山中は本格的にFBに転向したが、オーストラリア代表FBのアシュリークーパーらに「動きやポジショニングを教わっている」と言い、「不安は全くない」と胸を張る。世界的名手とのプレーにより、個人としての能力も向上。大きなチャンスをつかんだ。

 15年W杯は代表最終候補に入りながらも落選。31歳で迎える来年の大舞台に懸ける思いは人一倍強い。「この秋が特に重要だと思うし、ラストチャンスだと思うので、ここでどれだけアピールできるか」と山中。“圏外”からの大逆転へ、世界最強を相手に思う存分暴れる。

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