秋の珍事？１２季連続負け越しのキングスが５連勝で貯金３　バックスは８戦目で初黒星

[ 2018年11月2日 14:14 ]

　ＮＢＡは１日に各地で６試合を行い、キングスは敵地アトランタでホークスを１４６―１１５（前半６９―５４）で下して６勝３敗。ここ１２シーズン連続で勝率は５割を切っているが、３季ぶりの５連勝を飾って貯金を「３」とした。

　昨年のドラフト全体５番目に指名されたガードのディアーロン・フォックス（２０）は３１得点、１０リバウンド、１５アシストをマークして自身初のトリプルダブルを達成。今ドラフトで全体２番目に指名されたフォワード、マービン・バグリー３世（１９）も１８得点を稼ぐなど、若手の活躍で敵地アトランタでの連敗を１１でくい止めた。

　キングスが最後にプレーオフに進出したのは４４勝３８敗だった２００５年シーズン。しかし今季の序盤ではまったく違った戦い方を見せている。

　ホークスは２勝６敗。ドラフト全体５番目に指名された新人ガードのトレイ・ヤング（２０）が１４得点と１０アシスト、ベンチから出た控えガードのジェレミー・リン（３０）が２３得点を稼いだものの、チームは４連敗を喫した。

　バックスは敵地ボストンでセルティクスに１１３―１１７（前半５３―５５）で競り負けて今季８戦目で初黒星。この結果、ＮＢＡは開幕から１７日目で全勝チームが消滅した。

　脳震とうの影響で１０月２９日のラプターズ戦を欠場していたヤニス・アデトクンボ（２３）は３３得点と１１リバウンドをマークしたが、１１１―１１３で迎えた第４Ｑの残り１８・４秒、ゴール下で左手によるシュートを失敗。直後にエリック・ブレッドソー（２８）がフリースローのチャンスを得たが、１本目を外して同点機を土壇場で２度逃した。

　セルティクスはチーム新記録となる２４本の３点シュート（試投５５本）を成功させて勝利を挙げ、４連勝で６勝２敗。６本の３点シュートを決めたカイリー・アービング（２６）が２８得点を稼ぎ、計６選手が２ケタ得点を記録してバックスを振り切った。

　＜その他の結果＞

ナゲッツ（７勝１敗）１１０―９１＊キャバリアーズ（１勝７敗）

サンダー（３勝４敗）１１１―１０７＊ホーネッツ（４勝５敗）

＊７６ｅｒｓ（５勝４敗）１２２―１１３クリッパーズ（４勝４敗）

＊トレイルブレイザーズ（６勝２敗）１３２―１１９ペリカンズ（４勝４敗）

　＊はホームチーム