リディア・コ、体格差補う究極の軟らかアプローチ 比嘉も驚き

[ 2018年11月2日 05:30 ]

TOTOジャパンクラシック

軟らかいアプローチを最大の武器とするリディア・コ
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 【ココが凄いよ海外勢(4)】 8月の全英女子オープンで海外メジャー自己最高の4位に入った比嘉真美子(25=TOYO TIRES)には目に焼き付いて離れない光景がある。同じ組で回ったリディア・コ(21=ニュージーランド)のアプローチ。夢を見ているような不思議な感覚にとらわれたという。

 「現実にはそんなことはあり得ないと思うんですけど、リディアのアプローチはボールのロゴがはっきり見えるくらい、ゆっくり飛んでいくんです。あんな軟らかい球を打つ選手は他にいません」

 ドライバーの平均飛距離が米ツアー133位(245・82ヤード)のコが、世界最高峰の舞台で生き残るために必要なのは拾う力。それもパーではなくバーディー。今季のバーディーランキングは10位(321個)、イーグルに至っては3位(11個)。常にチップインを狙う攻めのアプローチがコの最大の武器だ。

 12年8月のカナダ太平洋女子オープンを米ツアー史上最年少の15歳4カ月2日で制すなど、アマチュア時代にプロツアー4勝。13年10月のプロ転向後も、15年のエビアン選手権をメジャー最年少の17歳で制し、同年、同じく史上最年少で世界ランク1位に上り詰めた。

 「世界にはいろんな芝があるからバリエーションも多くないと。どんな球で行くか。映像化できるくらいはっきりイメージすることが大事」と話すコは身長1メートル65。パワー全盛の時代に異彩を放つ柔よく剛を制す七色の寄せ。体格で劣る日本勢にも参考になるはずだ。 (特別取材班)

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