鈴木愛 逆転賞金女王へ痛い出遅れ64位「ビッグスコアを出さないといけない」

[ 2018年11月2日 18:30 ]

女子ゴルフツアー TOTOジャパンクラシック ( 2018年11月2日    滋賀県大津市・瀬田GC北C=6659ヤード、パー72 )

<TOTOジャパンクラシック・第1日>13番でセカンドショットを放つ鈴木愛(撮影・井垣 忠夫)
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 逆転賞金女王を狙う鈴木愛(24=セールスフォース)は73とスコアを伸ばせず64位と大きく出遅れた。

 序盤からパットが決まらず、2番では第2打をグリーン左にミスし、1メートルのパーパットを外してボギー。4番で10メートルの長いバーディーパットを沈めたものの、11番でトリプルボギーを叩くなど噛み合わず波に乗れなかった。

 「パットが良くなかったですね。毎日練習してますけど結果がついてこないです。(ショットは)そんなに悪くないです」

 今季は2年連続賞金女王を目指しているが、現状は首位のアン・ソンジュ(1億6539万1000円)に3819万円差の3位(1億2719万6000円)と大きなリードを許している。そのアン・ソンジュは初日70で28位と微妙な位置。ただ、それ以上に気になるのが、賞金ランク2位(1億2916万2951円)の申ジエが66で回り、首位に1打差の2位と好スタートを切っていることだ。その申ジエとの金額差は約2000万円。

 「(今大会の)優勝は欲しいです。もちろん、今はうまくいっていないことがほとんですけど、モチベーションを上げていきたい。正直、優勝は厳しいと思いますけど、ビッグスコアは出さないといけないです。それは自分の意地でもあるので、あしたは5アンダー以上のスコアを出していきたいなと思います」と巻き返しを誓っていた。

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2018年11月2日のニュース