宇津木監督 新戦力テスト 尾崎を急きょ登板「ピンチでの投球を見たかった」

[ 2018年11月2日 20:06 ]

<国際女子ソフトボール>日本・台湾 3回途中から登板し好投した尾崎(撮影・荻原 浩人)
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 女子ソフトボールの国際大会「2018ジャパンカップ」が2日、群馬県の高崎市城南野球場で開幕し、日本は台湾に4―0で勝ち、1次リーグ白星発進をした。宇津木麗華監督は新戦力をテスト。4―0の3回2死満塁で、先発の浜村ゆかり(23=ビックカメラ高崎)を早々に降ろして、尾崎望良(30=太陽誘電)を投入。ベテラン左腕は、ブルペンでの急仕上げを感じさせない速球でピンチを防いだ。

 指揮官は「どれぐらい外国人に対して投げられるのかを見たかった。ピンチでの投球を見たかった」とスイッチの狙いを明かした。今夏の世界選手権は米国に敗れて準優勝。その戦いから「日本は左投手が少ない」と、サウスポー不足を実感していた。

 そこで白羽の矢が立ったのが、今季のリーグ戦で3位の防御率(1・44)を残した尾崎。台湾戦はやや制球が乱れる場面があったものの、2回3分の1を無安打無失点に抑えた。「対外国人でどれだけ通用するのかチャレンジしたかった。きょうは30点ぐらい」と反省の弁を残しつつも、持ち味を発揮した。

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2018年11月2日のニュース