錦織ATPファイナル当確 イスナー敗退 デルポトロ負傷繰り上げへ

[ 2018年11月2日 05:30 ]

男子テニスの錦織圭
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 男子テニスで世界ランキング11位の錦織圭(28=日清食品、写真)が、2年ぶり4度目の最終戦出場をほぼ確実にした。1日に行われたマスターズ・パリ大会のシングルス3回戦で、錦織と出場権を争っていた世界9位のジョン・イスナー(33=米国)が敗退。最終戦出場権争いでイスナーを145点差でリードしていた錦織が、9番手以内に入ることが確定した。

 ATPツアー・ファイナル(11〜18日、ロンドン)は年間成績上位8人による争いだが、出場権を得ているデルポトロ(アルゼンチン)が右膝を骨折したため、9番手まで繰り下がることが確実視されている。錦織は右手首のケガによる長期離脱から2月にツアー復帰。出遅れを取り戻すかのように、9月の全米オープン以降、持ち点の半分近くにあたる1500点以上を荒稼ぎした。「今年はチャレンジャーの気持ち。自分がすべきことに集中する」と語っていた錦織は、後半戦のラストスパートが実った。

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2018年11月2日のニュース