畑岡奈紗 「自分の中ではリベンジ」日本開催の米ツアーで1打差の2位 

[ 2018年11月2日 18:59 ]

女子ゴルフツアー TOTOジャパンクラシック初日 ( 2018年11月2日    滋賀県大津市 瀬田GC北C=6659ヤード、パー72 )

<TOTOジャパンクラシック・第1日>18番、同伴組のコルダとハグする畑岡奈紗(撮影・井垣 忠夫)
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 畑岡奈紗(19=森ビル)は終盤の連続バーディーで66と追い上げ1打差の2位と好スタートを見せた。

 2番で残り168ヤードを6Iでピン右5メートルにつけ幸先のいいバーディーを奪う。前半を2アンダーで折り返すと後半は10番で2メートル、14番で1メートルを沈めスコアを伸ばした。そして見せ場は終盤の17、18番のパー5。17番で7メートルのロングパットをねじ込み、最終ホールでは、残り92ヤードの第3打をカップインすれすれの20センチに止める会心のショットでバーディーフィニッシュを決めた。

 「(65の首位で回った同組の柳簫然が)上がり2ホールとも安定したショットをしていたので自分も(バーディーを)取っていかないと離される一方だった。最後の二つのパー5で取れたのは良かったです」

 柳簫然とは9月の日本女子オープンで優勝争いを演じたばかり。その時は最終日に一時首位に並びながらも最終的に3打差をつけられ2位に終わった。今回はその雪辱にも期待が懸かる。「日本の開催なので、海外の選手が勝つよりも日本の選手が勝つ方が盛り上がると思います。自分の中ではリベンジという意味で、あと2日が凄く大事になる」と気持ちを高めた。

 会場の瀬田GC北Cでは13年ぶりの大会開催。同コースでは03年にアニカ・ソレンスタムが米ツアー記録となる通算24アンダーをマークしている。「1日8個ずつの計算。きょうのスコアでは足りないですけど、それくらいのスコアを出す気持ちでプレーしたい」と目標を掲げた。

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2018年11月2日のニュース