元NBA選手が愛犬を「手荷物」でオーストラリアに持ち込む 犬は強制送還へ

[ 2018年11月2日 14:55 ]

愛犬を申告せずにオーストラリアに持ち込んでしまったNBA元ホークスのパターソン(AP)
Photo By AP

 NBAのホークスに2015年から2季在籍し、その後トルコや中国でプレーしていたラマー・パターソン(27)がオーストラリアのブリスベンで身柄を拘束された。同国のプロリーグ「NBL]でプレーするため米ロサンゼルスから到着したのだが、機内に持ち込んだ手荷物に申告していない愛犬(フレンチ・ブルドッグ)をしのばせていたために検疫法に抵触。AP通信によれば、愛犬は2日にも米国へ“強制送還”されることになった。

 申告済みであっても一定期間の隔離を義務付けられるオーストラリアの検疫法は厳しいことで有名。2014年には俳優ジョニー・デップの妻だった女優アンバー・ハードが入国カードに虚偽の記載をして2匹のヨークシャー・テリアをロケ地だったオーストラリアに持ち込み、当局から密輸罪に問われる(処分保留)騒動を引き起こしていた。

 なおパターソンの愛犬の名前は、NBA元レイカーズのスター選手だったコービー・ブライアント氏と同じ「KOBE」だった。

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2018年11月2日のニュース