白鵬 実戦の見通しは立たずも右膝、右足首をサポーターで固定し奉納土俵入り

[ 2018年11月2日 16:20 ]

逸ノ城(右)と稽古をした稀勢の里住吉神社で奉納土俵入りをした稀勢の里白鵬は手術した右膝にサポーターをつけて土俵入り
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 大相撲の白鵬ら3横綱が2日、九州場所(11日初日、福岡国際センター)を前に福岡市博多区の住吉神社で奉納土俵入りを行った。先月18日に骨片摘出の内視鏡手術を受けた右膝をサポーターで固定し、同時に手術した右足首もテーピングを施して登場。四股を踏むときは患部への衝撃を軽減するよう、ゆっくりと右足を踏みつけて不知火型を披露した。

 「若い子に人気あるんだと思いましたね」。昨年の九州場所を制した最強横綱は女子高生らの黄色い声援に笑顔。恒例の土俵入りが終わり「緊張感がありますから違和感、痛みを忘れて精いっぱいやりました。いよいよという感じがする」とうなずいた。

 この日の稽古も四股を踏むときはゆっくりと足を下ろすなど依然として患部に不安が残り、実戦の見通しは立っていない。稽古後は右膝と右足首をアイシングして入念にケア。ただ、足首は回復している実感があるようで「昨日よりきょう。きょうより明日というイメージでいきたい」と前向きだった。

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2018年11月2日のニュース