野中生萌 最終戦2位で初の総合V「自信になる」 野口啓代は総合2位

[ 2018年8月19日 09:32 ]

野中生萌
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 スポーツクライミングのW杯ボルダリング最終戦となる第7戦の準決勝と決勝がミュンヘンで行われ、女子の野中生萌(みほう、21、TEAM au)が2位に入り、初の年間総合優勝を果たした。野口啓代(TEAM au)は今大会3位で年間総合2位となった。

 野中は「本当に年間優勝したのかなっていう感じ」と夢見心地。「悔いが残る登りはしたくない、と強く思っていた。良かった。一つタイトルを取るというのは自信になる」と胸を張った。

 一方、野口は「(決勝の)4課題を全部登れて満足している。最終戦まで、どの大会でもベストを尽くせた」と振り返った。

 6人による決勝では野中、野口ともに四つの課題を全てクリアしたが、ヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が完登に要したトライ数が最も少なく、優勝した。

 男子決勝はグレゴル・ベゾニク(スロベニア)が制した。緒方良行(神奈川大)が4位、藤脇祐二(福井県連盟)が5位。イエルネイ・クルーデル(スロベニア)が年間総合優勝に輝き、2年ぶり王者を目指した楢崎智亜(TEAM au)は2位だった。

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