華やか演出開会式 日本は163人参加、ソフト上野旗手に行進

[ 2018年8月19日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会 ( 2018年8月18日 )

アジア大会開会式で旗手の上野(右)を先頭に歩く日本選手団(撮影・小海途 良幹)
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 現地時間午後7時に始まった開会式に日本選手団は選手112人、役員など51人、総勢163人が参加。全体の12番目に競技場内に入場すると、スタンドからは大きな歓声と拍手が送られた。

 旗手を務めたソフトボールの上野由岐子は日の丸を掲げ、笑顔で行進。各選手も日の丸とインドネシア国旗を手に華やかなセレモニーを楽しんだが、コンディションを考慮してか、全員が途中退席した。式では計1万2500発の花火が打ち上げられ、聖火台に点火されるとムードは最高潮に達した。

 ≪大統領がバイクで演出≫開会直前、競技場の大型モニターに街中を疾走する黒いバイクの映像が流れた。インドネシアのジョコ大統領が運転する設定。場内に黒いバイクが現れると、スタンドのボルテージは一層上がった。この後、ジョコ大統領が実際に登場。スタンドを埋めたインドネシア国民は大統領の愛称の「ジョコウィ」コールで出迎えた。母国でスポーツの祭典の幕開けを迎え、前面に出る姿が印象的だった。

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