格下に凡戦…ジョセフHC不満 初出場の若手に「情熱足りない」

[ 2017年4月23日 05:30 ]

ラグビー アジア選手権第1戦   日本47―29韓国 ( 2017年4月22日    韓国・仁川 )

<日本・韓国>パスを出す流
Photo By 共同

 今年のテストマッチ初戦だった日本は、韓国に47―29で勝利し、勝ち点5とした。スーパーラグビーと日程が重なり主力選手が不在だったとはいえ、世界ランキング28位の格下に5トライを奪われ、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は選手のパフォーマンスに厳しい評価を下した。第2戦は29日に、東京・秩父宮ラグビー場で再び韓国と対戦する。

 目を覆いたくなるような凡戦に、ジョセフHCの評価は厳しかった。「一番残念だったのは11人が初キャップにもかかわらず情熱が足りなかったところ。ディフェンスでは激しさや、死に物狂いで止めるところがあまりなかった」と、厳しく断じた。タックルの精度が低く、後半はトライ数でも下回った。主力選手がSR参戦中で、若手にとっては代表定着の足がかりにするはずの一戦だったが、課題ばかりが山積した。SH流主将(サントリー)は「気持ちの部分を含めて修正が必要」と反省の弁だった。

続きを表示

2017年4月23日のニュース