小川、初のマンデーVへ2差 4戦目頂点なら日本人最速タイ

[ 2017年4月23日 05:30 ]

女子ゴルフツアー フジサンケイ・レディース第2日 ( 2017年4月22日    静岡県伊東市 川奈ホテルゴルフコース富士コース=6367ヤード、パー72 )

4番、ティーショットを放つ小川陽子
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 主催者推薦選考会(通称マンデートーナメント)で出場権を獲得し、レギュラーツアー4戦目となる小川陽子(28=飯田通商)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで4位に浮上した。マンデーから勝ち上がった選手の優勝は女子ツアーでは過去に例がない。またツアー4戦目の初優勝なら日本人最速となる。最終日は歴史的な優勝を懸けて2打差を追いかける。

 最終18番で4メートルのパーパットが外れた瞬間は落胆の表情を浮かべたが、すぐに笑みが戻った。これまでのベストスコアは71。それが今大会は2日連続で60台をマーク。小川は「自分でもびっくりです」と目を丸くした。

 1番で残り106ヤードからPWで4メートルに付けると、スライスラインを沈めてバーディー発進。パー5の5番でも伸ばし、10番は4メートル、14番は第3打を1メートルに付けて5つのバーディーを積み上げた。

 広島県出身。歯科医の父・一寿さん(60)の影響で7歳でゴルフを始めた。同郷の谷原秀人、今田竜二と親交がありラウンド経験も。谷原には専大時代に指導を受けており米ツアーでの活躍に刺激を受けていた。

 香川西高では片岡大育と同級生。ゴルフ部でともに腕を磨いたが「片岡君みたいに質の高い練習ができていなかった」。プロテストも3度落ちた。アイアンには自信があったが「ドライバーが飛ばないのでアイアンを生かせていなかった」と振り返る。

 「オフにクラブも替えて、ショットもパットもアプローチもトレーニングも一からやった」。1Wのシャフトを軽いものに替え、スイングは切り返しで伸び上がる癖を修正。平均飛距離が15ヤード伸びて240ヤード飛ぶようになりゴルフが変わった。

 レギュラーツアー4戦目で初の予選通過。賞金の使い道を聞かれ「経費がかかるので貯金が増えれば」とはにかんだ。

 マンデーから勝ち上がって頂点に立てば女子ツアー史上初の快挙だ。プロ4戦目での初優勝は宮里藍らに並び歴代4位で日本人最速タイ。アマ時代を含む記録では斉藤愛璃の11戦目を更新し日本人最速となる。2打差を追う最終日。「正しい向きに立っていつも通りのリズムでスイングすることだけを心掛けたい」と無欲のプレーを貫く。

 ◆小川 陽子(おがわ・ようこ)1989年(平元)2月8日、広島県福山市生まれの28歳。香川西高、専大でゴルフ部に所属。専大2年時に中国女子アマ、関東女子学生優勝。卒業後はスリーハンドレッドクラブで研修生。14年4月に退職し、広島県尾道市在住。同年7月に4回目の挑戦でプロテストに合格。15年5月にツアー外競技マイナビシニア&レディースカップ(スポニチ共催)でプロ初優勝。得意クラブはアイアン。1メートル61、55キロ。

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