桐生9秒台「何発も出したい」23日100メートル国内初戦

[ 2017年4月23日 05:48 ]

前日調整を終え、リラックスした表情を浮かべる桐生
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 陸上男子100メートルで10秒01の記録を持つ桐生祥秀(21=東洋大)が22日、今季100メートル国内初戦となる23日の出雲陸上(島根・浜山公園陸上競技場)に向け、会場で調整した。トラックで加速の確認を行うなど1時間汗を流し「記録が期待されると思うので結果を残したい」と気合十分。待望の9秒台へ「スピードの感じやメンタル的にもそろそろ出ても違和感ない。何発も出したい」と8月の世界選手権(ロンドン)までに連発することを宣言した。

 昨年末から04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんの元に週1回通い詰めた。ハンマーを使ってスクワットを行うなど“室伏流”のトレーニングで体幹を鍛え続け、「得意な部分のトップスピードは絶対に上がっている自信はある」と胸を張る。東洋大の土江寛裕コーチも「最初に出したいし、できると思っている」と断言。悲願の公認9秒台へ、機は熟している。

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