沙羅 史上2人目50勝逃すも「次につながる」僅差で2位

[ 2017年1月22日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子第10戦蔵王大会 ( 2017年1月21日    HS103メートル、K点95メートル )

2位になり、険しい表情で取材に応じる高梨沙羅=蔵王
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 国内4連戦で一度も優勝することができなかった。高梨は「自分を見つけ出すことができなかった。ベストなジャンプを見てもらうことができずに残念です」と本音を吐露した。男女を通じて史上2人目となる通算50勝を日本で果たしたかった思いはもちろんある。その一方で自身初の「3戦連続表彰台なし」という事態は免れた。「こんなレベルの高い試合で表彰台に上がれたのは少し自信につながる」と最後に僅差の2位に入ったことで、わずかながら安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 先週の札幌大会からアプローチの際に後ろに重心が掛かりすぎてジャンプのタイミングが狂った。この日の1本目も「空中で後傾になってテレマークができなかった」と飛距離では99・5メートルとK点を大きく越えながら飛型点は全体10番目となり全体3位。それでも2本目はしっかりとテレマークを入れて全体2位の得点を出し、優勝した伊藤に0・8点差(距離換算で40センチ差)まで迫った。「今日の2本でだいぶ戻ってきたので、次のW杯につながると思います」。次なる戦いは28日から始まる欧州でのW杯遠征。この苦しみを乗り越えた先に、進化が待っている。

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