8強懸け激突!錦織、フェデラー攻略の鍵は“速攻封じ消耗戦”

[ 2017年1月22日 05:55 ]

全豪オープンテニス

練習後にファンにサインする錦織圭
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 世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は22日(日本時間午後5時以降)に行われる男子シングルス4回戦で世界17位のロジャー・フェデラー(35=スイス)と対戦する。21日は会場内の練習コートで調整を行い、マイケル・チャンとダンテ・ボティーニの両コーチはフェデラーの“速攻”を封じることを勝利の鍵に挙げた。21日の3回戦では、世界9位のラファエル・ナダル(30=スペイン)がフルセットの激闘を制して16強入りを決めた。

 対決前日の両者の練習風景は好対照だった。錦織は真剣なまなざしで約1時間の練習を終え、硬い表情のままファンの間を縫うように戻っていった。一方のフェデラーは練習を30分そこそこで終え、関係者とも談笑。さらにサインや自撮りなどファンサービスもたっぷりと済ませ、ニコニコ顔で引き揚げた。

 4回戦のコート上で目指すテニスは、この日のように両者は異なるものになりそうだ。チャン・コーチは練習後「相手に気持ちよくプレーさせてはいけない。早い展開にするとベルディハ戦のようになる」と警戒した。

 フェデラーは3回戦で世界10位のベルディハ(チェコ)をたったの90分で粉砕。多彩なサーブ、ネットプレー、素早く仕掛けるストロークは圧倒的だった。今大会は1ポイント当たりの走行距離がどの試合も10メートル以下。特に3回戦で比べるとフェデラーは7・76メートル、錦織は10・82メートルと大きな差があった。ポイント獲得時のラリー数も「0〜4本」が多いのがフェデラーで、対照的に錦織は「9本以上」が多い。

 相手の速攻志向を踏まえ、ボティーニ・コーチの言葉はより具体的だった。「圭は素早い選手。フェデラーも3回戦のようにはいかないだろう。圭はボールを多く返しながら、相手をベースラインに押しとどめることが鍵になる」。フェデラーをコート後方に封じ込め、いかに早い展開を封じられるか。チャン・コーチは「まずはいい第1サーブを入れること」と相手の出足を止めるサーブの重要性も強調した。半年ぶりの復帰戦となるフェデラーは、5セットマッチでの体力面も未知数。粘り強く戦い、消耗戦を強いることができれば、錦織にチャンスが広がってきそうだ。

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