谷原V射程! 1差暫定5位「感触は悪くない」マスターズ出場権も獲る

[ 2017年1月22日 05:30 ]

男子ゴルフツアーSMBCシンガポール・オープン第3日 ( 2017年1月21日    シンガポール セントーサ・ゴルフクラブ=7398ヤード、パー71 )

第3日、7番でバンカーショットを放つ谷原秀人。雷雨による中断で3ホールを残し通算7アンダー=セントーサGC(共同)
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 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われたが、悪天候による中断があり日没サスペンデッドとなった。谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)と小平智(27=Admiral)が通算7アンダーで首位と1打差の暫定5位につけている。アダム・スコット(36=オーストラリア)ら4人が通算8アンダーで暫定首位。池田勇太(31=フリー)、伊沢利光(48=フリー)は予選落ちした。

 4月のマスターズ出場のため、世界ランキングを上げたい谷原が優勝を狙える位置で最終日を迎える。15ホールで2つ伸ばして暫定トップとは1打差。「感触は悪くない」とうなずいた。

 前日は苦労したパットがよく決まった。1番で5メートルのスライスラインを読み切ってバーディーとすると、1打目をミスした3番(パー4)は、下り3メートルのパーパットをねじ込んだ。最後のホールとなった15番で1メートルのパットを外してこの日唯一のボギー。それでも「暗くてラインが見えなかった。仕方ない」と気にしていなかった。

 スコットやガルシア(スペイン)ら世界ランク上位の選手が出場していて、普段の日本ツアーより得られるポイントが多い。それを念頭に置きながら「考えても優勝はできない。思い切ってやるだけ」と勝負の残りホールをにらんだ。

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2017年1月22日のニュース