白鵬時代に陰り…まさかの3敗目 自身最長4場所連続賜杯逃す

[ 2017年1月22日 05:30 ]

大相撲初場所14日目 ( 2017年1月21日    両国国技館 )

<大相撲初場所14日目>貴ノ岩に敗れ稀勢の里の初優勝が決まり、支度部屋で険しい表情を見せる白鵬
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 土俵を割った白鵬が顔を引きつらせた。初顔の貴ノ岩にまわしを取られると抵抗むなしく寄り切られ「差しきれなかった」。痛恨の3敗目。横綱在位57場所で、自身最長となる4場所連続で賜杯を逃した。それでも初優勝を決めた稀勢の里には「強い大関がいて良かった。おめでとう、ですね」と温かい言葉を贈った。

 絶対に落とせない一番。この日の朝稽古は14日間で最も多く汗を流した。柔軟体操から始まり、四股、てっぽう、立ち合いという通常のメニューに加え、十両・山口に6回ぶつかり、続けて4番相撲を取った。さらに4度胸を貸すなど闘志いっぱい。「久しぶりに賜杯を抱きたい」と胸中を吐露したが、土俵で気合は空回りした。

 今場所3敗のうち2敗が平幕相手。昨年9月に右足親指の遊離軟骨除去の手術を受けた患部を8日目の荒鷲戦後に痛めるアクシデントもあった。ケガの影響で復帰した先場所は11勝4敗。まだ状態が万全でなかったとはいえ、かつてのような絶対的な強さに陰りが出てきた。朝稽古後、「いい方向にいけば(稀勢の里は)第72代(横綱)というのは見えてくるのでは」と語った白鵬。重い扉を開いた大関との千秋楽へ「明日はいい相撲を取るだけだね」と最後の壁になる。

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