萩野 大会新初V 瀬戸抑えた 男子200M個人メドレー

[ 2013年9月8日 06:00 ]

大会新記録で初優勝した萩野(奥)。手前は2位の瀬戸

 競泳の日本学生選手権第2日は男子200メートル個人メドレーが行われ、世界選手権で同種目銀メダルの萩野公介(19=東洋大)が1分56秒64の大会新で初優勝。400メートル個人メドレーで金メダルの瀬戸大也(19=早大)は1分58秒67で2位だった。

 萩野が凱旋レースで瀬戸を下した。最初のバタフライで先頭に立つと、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形と最後までトップを譲らず完勝。「最後の自由形まで余裕を持って泳げた」と納得の表情。苦手の平泳ぎを改良中で、世界選手権で優勝したロクテ(米国)が息継ぎごとにストリームライン(水の抵抗が少ない姿勢)をとっていることに気づき、1回ごとにしっかり水中に頭を入れることを意識した。「(瀬戸に)勝ちたいとは思っていたが、それよりも良い泳ぎで泳ぎたい気持ちがあった。400メートルは日本記録を狙いたいなと思う」。8日の400メートル個人メドレーでも瀬戸と好対決を見せる。

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2013年9月8日のニュース