大山 復帰戦いきなりV圏1差 2年ぶり13勝目へ無欲強調

[ 2013年9月8日 06:00 ]

12番でティーショットを放つ大山

女子ゴルフツアー ゴルフ5レディース第2日

(9月7日 北海道美唄市 アルペンゴルフクラブ美唄コース=6364ヤード、パー72)
 左股関節痛による長期離脱から復帰した大山志保(36=大和ハウス工業)が7バーディー、2ボギーの67で回り、首位に1打差の通算6アンダーとし、23位から4位に急浮上した。最終日は2年ぶりのツアー通算13勝目を狙う。68で回った吉田弓美子(26=イーグルポイントGC)ら3人が首位に並んだ。

 大山が約2カ月ぶりの復帰戦で首位に1打差の優勝圏内に浮上した。「きょうは出来過ぎ。ショットが凄く良い」。6月のアース・モンダミンカップ直前に左股関節を負傷し、その後、腸腰筋肉離れを起こした。負担を減らすため体重移動を抑えたスイングに変え、スイングの最初の50センチをゆっくり上げるようにすると球が曲がらなくなった。11年マスターズGC以来の13勝目のチャンスだが、「今はゴルフをやれるだけでうれしい」と無欲を強調した。

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