準備遅れ深刻…「日本人なら成功確実だが、ブラジルは失敗かも」

[ 2013年9月8日 15:22 ]

 2020年五輪の開催都市が東京に決まり、16年に開催するブラジルのリオデジャネイロでは7日、歓迎の声が上がった。だがリオの準備遅れは深刻。市民からは「日本人による準備なら成功確実だが、ブラジルは失敗しそうだ」との声も出ている。

 五輪の前にブラジルでは来年、サッカー・ワールドカップ(W杯)も開かれるが、多くの会場が未完成だ。デザイナーのパウラ・マルケスさん(38)は「リオの次が地球の反対側の東京。対照的な国で面白い」と話す。「国際オリンピック委員会(IOC)の委員は、リオの準備遅れにいらだち東京を選んだのではないか」と皮肉った。

 IT企業勤務のジョルジ・フェラーリさん(37)も「日本人は計画通りに物事を進められる。東京五輪は間違いなく成功する」と期待した。(共同)

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2013年9月8日のニュース