全米OP女子決勝はセリーナVSアザレンカ 昨年と同じ顔合わせ

[ 2013年9月8日 06:00 ]

女子シングルスで決勝進出を決めたセリーナ・ウィリアムズ

 テニスの全米オープン第12日は6日の女子シングルス準決勝で2連覇を狙う第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)と第2シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が勝ち、8日の決勝は昨年と同じ顔合わせとなった。世界ランキング1位のS・ウィリアムズは第5シードの李娜(中国)をストレートで退け、アザレンカもノーシードで4大大会初の4強入りを果たした世界83位のフラビア・ペンネッタ(イタリア)にストレート勝ちした。

 1時間半足らずで李娜を退け、2連覇へあと1勝としたS・ウィリアムズは「毎回全てを出し切っている。いい試合だった」と話し、センターコートで喝采を浴びた。第1セットから最速190キロを超えるサーブで相手を崩し、1ゲームも落とさずに“ダブルベーグル”を達成した準々決勝に続いて6―0で奪った。第2セットは3ゲームを失ったが、準決勝とは思えぬ完勝だった。4大大会通算17個目のタイトルは目前。アザレンカとの決勝に向け「彼女とはいつもいい試合になる。うれしいわ」と余裕の口ぶりだった。

続きを表示

2013年9月8日のニュース