美香 変則12ホール戦にも対応!4差12位

[ 2013年5月27日 06:00 ]

第2ラウンド、10番でバーディーパットを決め、ギャラリーの拍手に応える宮里美

USLPGAツアー ピュアシルク・バハマ・クラシック第2日

(5月25日 バハマ・パラダイス島 オーシャンクラブGC=3665ヤード、パー45)
 豪雨の影響により12ホールに短縮された第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、宮里美香(23=NTTぷらら)は2バーディー、ボギーなしの43で回り通算5アンダーで首位と4打差の12位につけた。宮里藍(27=サントリー)は3バーディー、1ボギーの43で通算4アンダーの25位。有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)は通算3オーバーの111位。パオラ・モレノ(コロンビア)が通算9アンダーで首位。ホール数が短縮されたため予選落ちはなく全員最終ラウンドに進む。

 強風の中、宮里美は安定したゴルフを見せた。大会前の豪雨の影響で一部のホールが使用不能となり12ホールだけを使う変則の大会となった。ホールを回る順番も変わった。それでも「変な感じ。でも、気が楽に回れている。考えすぎずに、とりあえず12ホールだからっていう考えで割り切って回っている」と神経質にならず結果につなげた。

 「昨日と違って風が凄く吹いていると思ったので、風の計算は慎重にやっていこうと思った」。スタートホールの10番パー4で第2打を1・5メートルにつけてバーディー発進。6ホール目の11番では4メートルを沈めた。終盤にはパー3の2ホールでグリーンを外したものの、いずれも1メートル以内に寄せてパーを拾った。2日間、計24ホールでボギーは1つもない。「いいパーセーブもできた。2日間ノーボギーは凄くうれしい」と胸を張った。

 最終日は使用ホールが変わる。同じ12ホールでもパー47となる。「あすは楽しく終わりたい。ノーボギーを目標に頑張りたい」。宮里美はどんな試練にも前向きに立ち向かう。

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2013年5月27日のニュース