小塚、SP首位発進「凄くいい滑りできた」

[ 2010年11月6日 06:00 ]

男子SPの演技を終え、客席に手を振る小塚崇彦

 【中国杯】「全体を通して、凄くいい滑りができた」。元世界王者ジュベールを抑えて首位に立った小塚は満足げな表情を見せた。

 好発進の要因は完成度の高さ。3つのジャンプとスピン、1つのステップ。SPで必須の7つの要素でいずれも加点を引き出した。GP2勝目が懸かるフリーは冒頭で4回転ジャンプを跳ぶ。「SPトップは経験がないから、どういう心境かは未知数。でも、しっかり練習してきているので問題はない」。バンクーバー冬季五輪を経験した21歳に、飛躍の好機が訪れている。

 ▼町田樹 3回転ルッツの失敗で点が伸びなかったのは残念。緊張して後半は体が動かなかった。フリーは悔いなくやりたい。

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2010年11月6日のニュース