年齢詐称の北朝鮮に資格停止処分…ア大会も×

[ 2010年11月6日 06:00 ]

 国際体操連盟(FIG)は5日、北朝鮮の女子選手が年齢を偽って国際大会に出場していたため、同選手と北朝鮮体操連盟に対し、12年10月5日まで2年間の資格停止処分を科したと発表した。

 北朝鮮はロンドン五輪をはじめすべての国際大会に出場できず、広州アジア大会にも出られなくなった。年齢を詐称したのは07年世界選手権種目別の跳馬で銀メダルを獲得したホン・スジョンで、03~10年の国際大会で3度にわたり年齢を偽った。FIGは北朝鮮連盟に2万スイスフラン(約170万円)の罰金も科した。女子体操では若い選手は体重が軽く機敏な動きができるため有利とされる。
 FIGは健康面への配慮から大会に出場できる最低年齢を設けている。

続きを表示

2010年11月6日のニュース