佳菜子　６３・７０点で貫禄のＳＰ首位

女子ＳＰで首位に立った村上佳菜子

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第１戦のＮＨＫ杯で女子３位に入った村上佳菜子（愛知・中京大中京高）が６日、福岡市のパピオアイスアリーナで行われた西日本選手権に出場し、この日のショートプログラム（ＳＰ）で６３・７０点の高得点をマークして首位に立った。

　今回はＧＰ第４戦のスケートアメリカ（１２～１４日・ポートランド）に向けた調整を兼ねて出場。７日が１６歳の誕生日の村上は「明日（７日）からはまた大きな演技ができるように頑張る」と明るい表情で話した。
　昨季の世界ジュニア女王はシニアＧＰ初挑戦だったＮＨＫ杯でいきなり表彰台に立った。ＧＰ第４戦へ向けて期待が膨らむが「アメリカは初めてなので楽しみ。ショッピングもしたい」と高校生らしい一面ものぞかせた。