ロングパットさえた!有村は2差4位

[ 2010年11月6日 06:00 ]

7番、イーグルパットを決め、ガッツポーズをする有村智恵

 【ミズノクラシック】有村智恵(22=日本ヒューレット・パッカード)は米ツアーの強豪に負けじとバーディー合戦に加わった。

 1番で8メートルのバーディーパットを決めて「いい流れになってくれた」と波に乗ると、7番パー5では残り234ヤードからピン手前10メートルに2オンさせてイーグルを奪った。パッティングの不調打破のため、パターを白いヘッドのテーラーメイド「ロッサCORZAゴースト」に替えて3試合目。ショートパットにはまだ不安が残るものの、ロングパットがさえて2打差の4位につけた。
 「日本ツアーの感覚では5アンダーでトップに立てる。4アンダーを出さないとリーダーボードにも名前が出ないのは凄くレベルが高い」と感心する一方で、日本ツアーのトップ選手としてしっかり食らいついた。今季の目標だった賞金女王が絶望的な状況でも、来季の海外メジャー出場を見据えてモチベーションは維持している。「1つでも賞金ランクを上げたいし、海外のメジャーに出るには世界ランクも上にいかないと」と今大会を制して現在の世界ランク19位からさらなるランクアップを狙う。

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2010年11月6日のニュース