把瑠都、誕生日に出稽古「いろいろあった1年」

[ 2010年11月6日 06:00 ]

 大関・把瑠都は5日、福岡市南区の三保ケ関部屋へ出稽古し、同じ欧州出身の阿覧、臥牙丸と申し合いを行った。この日、26歳の誕生日を迎え「25歳はいろんなことがあったね。大関獲りとか、不祥事で相撲界が批判されたり…。気持ちの部分で疲れた1年だった」と振り返った。

 大関に昇進してからは10勝、8勝、9勝と、やや期待外れに終わっている。巻き返しを期す九州場所に向け、「気持ちはまだ18歳。目標は8日目に勝ち越すこと」と威勢のいい言葉を並べた。

 ≪栃煌山も出稽古「いい感じ」≫関脇・栃煌山が出稽古で佐渡ケ嶽部屋を訪れた。琴欧洲、琴奨菊、井筒部屋から合流した鶴竜らと21番の申し合い。もろ差しで大関を寄り切る場面もあった。「ここまで、いい感じ。あと1週間、しっかり追い込んでいきたい」。白鵬の連勝を止める活躍を期待されるだけに「自分が強くならないと対策の立てようもない」と地力強化へ精進を誓っていた。

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2010年11月6日のニュース