37歳の苦労人が初優勝 九州オープン制した遅咲き・林拓希

[ 2024年6月16日 19:55 ]

九州オープンゴルフ最終日 ( 2024年6月16日    大分市・大分カントリークラブ月形コース(7214ヤード、パー72)優勝賞金300万円(+副賞200万円) )

九州オープンゴルフ最終日大会初優勝の林拓希(左)は優勝カップを手に笑顔、右はベストアマの遠藤崇真
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 プレーオフを制して初優勝を決めた林はグリーン脇で妻・麗美さん(43)と3人の娘たちを抱き寄せて喜びをかみしめた。「プレー中に子どもたちの“頑張れ、パパ”という声が聞こえて泣きそうになった。歴史のある大会に勝てて心底うれしい」と感激に浸った。

 クラブを握れない5年のブランクを乗り越えた苦労人だ。鹿児島・国分中1年でゴルフを始め、福岡・柳川高を経て別府市・城島高原GCで鈴木規夫プロの下、腕を磨いた。21歳でプロテスト合格。29歳から茨城のザ・ロイヤルGCでキャディマスターとして勤務したが「仕事に専念してほぼゴルフはできなかった」。

 だが35歳で退社しツアープロとして再出発を決意。3年前からQTに挑んできた。九州オープンは15年大会以来9年ぶりの出場だったが、初日76から69・68と巻き返し3日目に1打差の3位に浮上。最終日は4バーディー、3ボギーの71で通算4アンダーとして藤島とのプレーオフに持ち込んだ。

 1メートル70、90キロの重量級だが「ドライバーは平均270ヤードで飛ぶ方じゃないがアプローチとパターが得意」とショートゲームを武器に頂点に立った。これで日本オープンの出場権も獲得。「初めてだけど出るからには優勝を目指したい」。遅咲き37歳が再び夢を追いかける。

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