世界の勢い、アジアでも…篠原監督「最低でも金4個」

[ 2010年11月6日 16:18 ]

アジア大会に向けた強化合宿で取材を受ける柔道男子100キロ級の穴井隆将(右)と73キロ級の秋本啓之

 広州アジア大会に出場する柔道の日本男子代表は6日、東京都多摩市の国士舘大で最終合宿を公開し、9月の世界選手権100キロ級覇者の穴井隆将(天理大職)らが乱取りなどで汗を流した。

 日本のエース格として金メダルが期待される穴井は「世界選手権を勝ったからこそ、今度は内容も問える。しっかり組んで一本を取る柔道を目指している」と表情を引き締めた。無差別級の世界王者で100キロ超級代表の上川大樹(明大)は「やっぱり優勝しかない。世界選手権の勢いをアジア大会につなげたい」と闘志をのぞかせた。

 東京で行われた世界選手権では金メダル4個を獲得した日本男子。篠原信一監督は「基本的には全階級の優勝を狙うが、目標は最低でも金メダル4個。ほかの国も世界で上位の選手が出てくるので、厳しい戦いになる」と気合を入れた。チームは10日に広州入りする。

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2010年11月6日のニュース