歓喜の再現ならず…ファイナルで「もう一度ここで」

女子フリーの演技を終え、首をかしげる鈴木明子

　【中国杯】歓喜の再現はならなかった。昨季ＧＰ初優勝を飾った大会で２連覇を狙った鈴木は２位。「いい結果を残したいというのがあった。欲が出たのかもしれない」とミスが相次いだフリーを反省した。

　ジャンプで回転が抜けたり、着氷で乱れたりしてフリーは２位。それでも表現力を示す演技点は安藤を上回り、躍進した昨季に高めた評価が揺らいでいないことも確認できた。ＧＰの上位６人が進む１２月のファイナルは北京開催。「もう一度ここで滑りたい。戻ってきたい」と決意を語った。（共同）